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相談支援の納得感

  地域活動支援センターには、さまざまな悩み・問題を抱えた方々が来所してます。職員としてその話を聞いて、問題解決の一助になるような支援を組み立てています。私たちは、基本的には、ご本人のニーズに合わせ、目標に一歩近づくような、又夢の実現に近づくような支援を行なっていますが、相談業務に携わる身としても、ど~しても本人ニーズに沿わない、本人が納得しないのに説得する支援計画を泣く泣く承認いただいたケースが、過去に2回ありました。この問題について、職員会議や保健所のアドバイス、有識者への相談など、本人ニーズに基づかない支援計画に自分自身も、モヤモヤしたものがありました。1つのケースは、障害者ご本人との信頼関係に基づき、ご本人のスキルの可能性に賭けてみたケース。結果、ご自分が気がついていないスキルに気付いていただくことができて、その後積極的に実行できるようになったケース。もう1つは、他機関からの依頼によって始めたケースで、関わってからまだ日が浅く、関係性が十分では無いにも関わらず、本人の納得しない承認で始めた支援。その後約束の日時に会えず、依頼先に戻したケース。

 精神障害者の地域生活を支える支援とは、まずご本人との本音が遠慮無く言える関係性が前提条件となることを、つくづく考えされられた事例でした。「目標の一助になる・夢の実現」なんて、大風呂敷を広げた心づもりで仕事してますが、本当に当事者の納得感が得られているのでしょうか?  意外と自己満足で相談業務に携わっているような・・・😕

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