スキップしてメイン コンテンツに移動

誘惑に打ち勝つ

こんばんは。

 最近、利用者の中にかつて何かに依存していた、という方を見受けられるようになりました。人によっては、地域で生活しながらも依存から抜けるために、日々自分との戦いに明け暮れしている方もいらっしゃいますが、全くスッキリしていて、どんな話題でも何事も無くお話できる方もいます。今日は、かつてアルコール依存で体を壊した方のお話を聞くことができました。現在では、ご自宅に友達が遊びにきて、その友達の分だけビールを買ってきて目の前で飲んでいるそうです。「つらくないんですか?」に対し「自分は痛い思いをしたし、もし一口飲んだら、足りなくて済まなくなるから。」とのこと。やせ我慢なのか、それとももう納得しているからなのか。その方、自分と違ってかなりストイックな生活を過ごしてらっしゃる。誘惑に強い方でした。

 依存症からの立ち直りは、何度も挫折し、元の木阿弥に戻ってしまう方が多いと聞きます。依存症病棟での治療については、話を聞いただけで、具体的な方法についてはこれから勉強してゆく必要性があると思います。地域生活では周りの誘惑がいつでもおそってきます。それに打ち勝つ精神力を高めてゆくために施設ではどのような支援ができるのか、職員だけでなく、利用者の方々とじっくり話をすすめて、解決にヒントをGETしたいと思います。💪💪💪 

コメント