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病院での退院プログラム

 金曜日からず~っと雨ですね。土曜日日曜日は、れすとはお休みです。金曜日は雨で気温を低く、利用者が少なかったようです。れすとの事業の一つに地域との交流事業があり、地域精神科病院の退院プログラムにゲストスピーカーとして月に一回参加しています。本来なら病院に訪問し入院患者さんとの対面でのお話をしたいのですが、このコロナ禍、来週にはズームで実施します。退院プログラムには、1ストレスケアについて 2退院後の地域生活について 3就労について の3つのテーマで話し合い、それぞれのテーマで当施設利用者が、ピア活動の一環でお話します。入院経験者である当施設利用者の話には、成功体験・失敗体験含めてお話してもらうと、それを聞いていた入院患者さんたちは、興味深々で聞いています。職員から退院後の相談窓口や、退院後の身の振り方などのアドバイスより、当事者の一人称での話の方がかなりのリアリティーがあって、毎回とても好評です。  この活動は10年程続いていますが、当初は長期入院患者さんが今よりかなり多く、この事業でかなり多くの方が退院されましたが、最近は数か月で退院される方と、どうにも退院が難しい方との二極化が進んでいるような気がします。 これからも病状が安定し、退院の見込みがある方の支援を、入院経験のある当施設の利用者と一緒に進めていきたいと思います。

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