自分は現在57歳。精神障害者の相談支援を初めて22年になってしまいました。もうどう見ても爺さま。今でも思うところは相談援助のスキルには満足がないということ。自分でも恐ろしいことは、経験則で物事を判断してしまうこと。かつてと比べ、いろいろな人の人生観・世の中の動きや常識など。研修で学習する制度や役職に見合う内容などではない、人と人との距離の取り方、人付き合いの方法、常識的考え方の獲得方法など地域生活において(入院中や施設内もそうだが)、無くてはならない他人との関係での支援スキルの獲得が自分にとっての学習課題と考えています。この課題は20年前からなんら変わらず、ず~っと感じています。かつての常識は今の非常識、要は昨日の常識は今日の非常識にも思えてきます。世の中の変化、考え方に意識してついて行かないと、利用者から「だから爺さまの考え方は古いんだよ!」との罵声が・・・。よく実習に来る学生にも言うことですが、常識を身につけるのは、色々な人の考えや価値観をよく聞くこと。雑誌や雑談などからも情報はあると言うこと。結局は色々な物事に首を突っ込み、多趣味になることが常識というその時代にあったスキルの獲得に繋がっていくような気がします。 他にもいろいろな方法がありますけど・・・。
埼玉県朝霞市にある地域活動支援センターです。施設のことから少し気になった日常まで、いろいろとお話ししていけたらと思います。よろしければ法人のHPもご覧ください→https://tsubasakai.net/
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