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支援のなぜ?

  今年は昨年中止となった大学生の地域実習生が、延べ14日間入っています。当施設は近隣大学2校の精神福祉士養成コースと契約しています。当施設のキャパ的に基本的には1日1名を受け入れています。1日あたり複数名実習すると、支援の実際を目の当たりにしたときの自分の気づきについて、後ほどに場面の考察を行なうときに先に答えた学生の意見を、後で聞いた学生はその考えが自分と違っていて、そうでないにも関わらず「私も同じ考えです。」との声をよく聞いてしまいます。後から考えを述べた学生はその考えの根拠を求めたとき話がまとまらず、苦心している様がよくあります。大学4年生の実習生はもう半年もしたら実際の支援場面と向かい合わせなければなりません。そのためにも実習現場では「なぜ?」「どうして?」という疑問を多く感じ、その解決・納得のために積極的に聞きまくることが大切です。

福祉の業界では、余裕があるマンパワーのある機関はそうめったにありません。新卒でも即戦力になれるように、実習期間に多くのなぜ体験を重ねてもらいたいです。

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