スキップしてメイン コンテンツに移動

ON&OFF

  この仕事でよく言われるONとOFF。相談業務を生業にしている方なら一度はあるでしょうか。クライアントとの相談が終わった後も、自己反省で「あ~したらよかった。こ~言ったらよかった。」など。帰宅した後にもず~っと考えていること。特にクライアントとの意見の相違や怒らせてしまった事など。確かに面接の場面を思い出して反省し関係をリカバリーするためにはどうしたらよいか。また今後の関係はいかに構築していくかなど考えると、自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。相談業務において最も大切な関係性を失うことが、支援者の勤務時間外でのOFFにならないことのように思います。相談業務は1対1での面接がほとんどですが、その内容や導き出された結論や話の流れなどは面接後の職員会議や報告会で問題を共有する必要があります。それによって1人で問題を抱え込まない、帰宅後にはその問題を一旦忘れるぐらいの心構えが必要と考えます。当施設では、職員の誰でも面接を行なった場合はその後、内容や課題の整理・方向性・解決法などを話し合います。  よくこの仕事を根気詰めて考え、支援者がうつになってしまったなどの話もしばしば聞こえてきます。クライアントの問題の解決には全力を尽くし、また支援者の精神的なケアもしっかりフォローしていきたいと思います。

コメント